GLP-1ダイエットの副作用とは?対処法もあわせて紹介

GLP-1ダイエットの副作用が起きるのは5%程度

GLP-1ダイエットをした方の中で副作用が起きる確率は全体のおよそ5%と言われています。 確率としては少ないですが、万が一副作用が起きてしまったときに焦らないように、どのような副作用があるのかを知っておくようにしましょう。

GLP-1が胃や腸に働きかけることによって起こる胃腸症状

GLP-1が胃や腸に作用して、以下のような胃腸症状が出る場合があります。

  • 下痢
  • 吐き気
  • 便秘

GLP-1は胃や腸に働きかけて食欲を抑制する薬となっていますので、このような症状が出ることがあります。 ほとんどの場合は2~3週間服用を続けると徐々に改善されていく傾向にあります。 症状が改善されない場合は、吐き気止めなどを処方してもらえる場合がありますのでクリニックに相談するようにしましょう。

GLP-1によって食事量が減少することによる低血糖症状

GLP-1によって食事量が減少し、以下のような低血糖症状が出る場合があります。

  • 脱力感
  • 倦怠感
  • 冷や汗
  • めまい

GLP-1は消化をゆるやかにして満腹感を持続させる作用があります。 低血糖を起こしにくい薬ではありますが、満腹感が続くからと飲まず食わずでいると低血糖を起こしてしまう場合があります。 万が一症状が出てしまった場合は、飴やジュースなどを摂取すると症状が改善されます。

GLP-1ダイエットは必ずクリニックで処方を受ける

GLP-1ダイエットには副作用などの危険性もあるため、必ずクリニックで処方を受けましょう。 個人で購入することも不可能ではありませんが、ネット通販などは粗悪品なども出回っており危険性が高いです。 さらに、クリニックで医師からの診察を受けることで、正しい服用方法や容量でGLP-1を始めることができます。 万が一副作用が起きた場合に迅速に対処するためにも、医師に相談できるクリニックでの処方を受けるようにしましょう。

<注意事項>
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
本診療科目に用いるGLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。 肥満治療目的での処方については国内では承認されておりませんが、現在、治験が行われています。
・入手経路等
提携クリニックで処方するGLP-1受容体作動薬は国内医薬品販売代理店経由で購入しております。
・国内の承認医薬品等の有無
国内で肥満治療の効能・効果で承認されているものはありません。美容・ダイエット目的での使用については保険適応外の自由診療となります。
・諸外国における安全性等に係る情報
アメリカのFDA、EU27か国のEMA、韓国のMFDSにおいて、肥満症の適応で承認を取得しているお薬です。日本では、2型糖尿病治療薬として厚生労働省の認可を受けています。
・副作用
副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。
※もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。